局所性の多汗症の中で特に手掌に多く汗をかくものを「手掌多汗症」と呼んでいます。手掌には汗腺が多く集まっているため、多汗症でなくても緊張感から手掌に汗をかいた経験のある人は多いでしょう。
手掌の多汗症の場合はほぼ1日中そういった汗をかいている状態にありますが、手掌の多汗症の症状が重い場合では日常的に手掌に玉のような汗をかき、書類を傷めたり手が滑って物が持てないといった深刻な状態が起こっています。
局所性の多汗症の場合は精神的な面が原因となるケースが多いのですが、特に手掌の多汗症ではそのパーセンテージが多くなっています。そのため、手掌の多汗症の治療では心療内科や精神科などでのメンタル的な治療が重要であると考えられています。
ただ、他の局所性の多汗症と比較すると手術などの物理的な治療も効果的なため、手術という手段を選択する人は少なくありません。